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済生会西小樽病院、重症心身障害児(者)施設の「みどりの里」は、海がみえ、四季折々の自然に囲まれた所です。
看護、医療、介護、療育の職員がチームとなって、利用者・患者の皆様の生命を守り、生活を支援しています。
言葉にできない利用者・患者の皆様の訴えを五感で感じ、理解し、生活を支援する日々ですが、利用者・患者の皆様から支援する楽しさや喜びをいただき、自分の仕事に誇りが持てるような職場です。
看護部職員は、病院・施設の理念を受けた看護・介護・療育を実践したいと日々努力しています。

済生会西小樽病院、重症心身障害児(者)施設の「みどりの里」の看護部職員は、済生会の理念および当施設が果たすべき機能・役割を知ったうえで、利用者の健康レベルに合わせた適切で良質な看護・介護・療育を提供することを目指します。
病棟名 |
1病棟 |
2病棟 |
3病棟 |
6病棟 |
定床数 |
40 |
40 |
40 |
48 |
・看護師、准看護師 70名
・児童指導員、保育士、介護福祉士、療育員 55名
【重症心身障害児(者)施設 みどりの里】
・3交代制勤務(8時間) 夜勤者数2~3名
【療養型病床群(医療保険適用病床)】
・2交代制勤務(夜勤16時間勤務) 夜勤者数2名
【受け持ち制及び機能別支援】
利用者・患者の皆様の生命の質・生活の質・人生の質の維持向上を目的として、医療的側面、生活支援の側面、療育支援の側面からニーズを見極め、個別支援計画を立案してすべての看護・介護・療育職員が一環性のあるケアを行っています。
医療への依存度が高い利用者の皆様が多い1病棟で特に注意しているのは、身体の異常な徴候を早期に発見し、重症化しないようにすることと予防的ケアの重視です。
特に呼吸器感染症の予防に力を注いでいます。きめ細かい観察と排痰を目的としたポジショニング、体位変換、喀痰吸引などを重点的に行っています。
また、利用者の皆様は骨組織が大変もろくなっており、骨折が起こりやすいため、今年度は「骨折予防」を目標とし、そのために個人に合わせた支援計画の充実、骨折しない体づくりなどを実践していきます。また、利用者の皆様の人権を尊重した関わりを行っていきます。

今年の2病棟の目標は『利用者の皆様に笑顔で接し、丁寧語で話す』です。利用者の皆様の発する小さなサインにも心を傾け笑顔で聴き取り、丁寧な言葉で語りかけることによって、利用者の皆様、そしてご家族からも安心して信頼される病棟づくりを目指しています。

3病棟では、医療必要度が比較的軽い利用者の皆様の支援をしています。支援するにあたり、大切にしていることは「元気良く、明るく接する」ことです。昨年度は、短時間でも頻繁に「外気浴」をすることを支援しました。 本年度は、利用者・ご家族の皆様の思いに添う支援に取り組み、看護・介護・療育職の役割を見直しています。

病棟は療養型病床群(医療保険適用型)です。入院されている利用者の皆様の平均年齢は、87歳と年々高齢化が進んできています。
私たちの病棟では、利用者の皆様個人の全体(からだの領域・こころの領域・家庭の状況)を捉え、利用者の皆様のお気持ちや考えを尊重しながら、できるかぎりご自身で生活して頂くことを大切にしています。
今年度の病棟目標は、「個別支援計画を展開できる」にしました。看護職・介護職共に、ひとりひとりに合わせたケアを行い、日常生活ケアプラン、看護計画、記録を通して、評価、修正を繰り返しながら、利用者の皆様が健やかにその人らしく療養生活が送れるように支援をさせて頂きます。

小児医療に携わりたいと思い、小児で医療的ケアの多い病院を探していた時、この施設を見学させてもらいました。平成21年3月から働いています。なぜ、この施設を選んだかというと、小さないのちが頑張っている姿を見て、よりよく生き、生活していただけるよう、ぜひお手伝いしたいと思ったからです。
今はまだ日々の業務を覚え、安全にケアを提供できるようになることに精一杯で、受け持ちの利用者さまに十分関わる時間がとれず残念です。でも、もっと成長して受け持ち利用者さまを理解できるようになり、自分のケアの結果が大きな変化でも、小さい変化でもみることができたらと思います。毎日とても充実感があります。

看護部では現任職員教育に深く関わるものはなにか整理しました。教育によって職員が成長し職業人として開花するには、教育内容の他に教育効果を高める体制整備が必要と考えます。
臨地実習指導者など新しい役割を果たすこと、ケアの標準化をすすめる中で当病院・施設の臨床実践能力を明らかにし、教育内容に反映させること、職員の自主的な学びを支援することを通して、学習者である職員自身が成長を実感できるよう配慮するとともに、今後も教育体制を検討していきます。

職員研修は看護部主催による下記の研修の他、医療安全管理委員会、院内感染対策委員会、医療機器安全管理対策委員会が主催する各種院内研修、社会福祉協議会主催の研修会等への派遣、福利厚生会の支援制度を使った自己研修などの研修機会があります。
また、北海道看護協会主催の学会や重症心身障害療育学会、日本重症心身障害学会への参加機会があります。
区分 |
研修名 |
研修目的 |
| 基 礎 研 修 |
新規採用者研修 |
施設の概要を理解し、勤務するための心構えができる |
個別支援計画と記録 |
記録の意味が理解でき、個別支援計画に沿った記録ができる |
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救急蘇生法 |
救急蘇生に必要な基本的知識と技術を習得する |
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人工呼吸器とその取り扱い |
呼吸器の構造と使用時のリスクが理解でき、病棟での呼吸管理ケアに活用できる |
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骨折予防と体位変換・おむつ交換 |
骨折のメカニズムと予防が理解でき、安全な体位変換とおむつ交換の技術を習得する |
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ムセのない安全な摂食 |
嚥下のメカニズムと重症心身障害児(者)の嚥下の特徴を理解し、ムセのない安全な摂食の技術を習得する |
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重症心身障害児(者)とは |
重症心身障害児(者)を理解し、生命の質・生活の質・人生の質が保障される適切な看護・介護・療育が提供できる |
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| 中 堅 職 員 研 修 |
リーダーシップ研修 |
チームの中でリーダーの役割が理解でき、自己の役割を果たすことができる |
臨地実習指導者研修 |
臨地実習の意義・目的を理解し、看護学生の支援と指導に活かすことができる |
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プリセプター準備研修 |
自己のアセスメント能力ならびに個別支援展開能力を再確認し、プリセプターとして機能するための準備と自己課題を整理することができる |
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| 技 術 研 修 |
姿勢とポジショニング |
重症心身障害児(者)の看護・介護・療育の基本的技術を根拠に基づいて安全・安楽に実施することができる |
北海道看護協会主催の「看護の日」のふれあい看護体験事業では高校生や一般市民の方の受け入れを行っている他、地元高校生のインターンシップ研修を受け入れています。
あなたも「支援する喜び」を感じられる職場で働いてみませんか?
関心をお持ちの方の施設見学を随時受け入れています。
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